5日登板の阪神・藤浪 佐藤輝返り討ちでローテ入りへアピールだ「やってきたこと出せるように」

[ 2022年2月4日 05:30 ]

阪神・矢野監督(左)が見守る中、ブルペン投球を行う藤浪
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 阪神・藤浪が5日の紅白戦で白組先発に決定し、1年ぶりに佐藤輝と対峙(たいじ)することが濃厚となった。先発ローテ入りへ今春初の実戦マウンドに上がる右腕は、静かに闘志を燃やした。

 「結果ももちろんですし、やってきたことを出せるようにしたい」。競争に身を置く立場だけに、調整の場では決してない。昨年2月7日の紅白戦で対戦した際に155キロ直球で空振り三振に斬った若き怪物との再戦も容赦なし。結果と内容を両立させ、首脳陣にアピールするつもりだ。

 3日連続のブルペンでは65球を投じ、目慣らしで打席に立ったマルテも「むちゃくちゃ速かった。コントロールも良く、変わりたいという気持ちを凄く感じることがあった」と逆襲の気配を感じ取った様子。右腕は「バッターが立ったからというわけではないですけど、ブルペンは良かった」とうなずいた。

 投球後は藤川SAからも助言を受け「球児さんの目線で見たことを聞いたり」と充実の第1クールを締めくくった。早くもトップギアに上げる準備は整った。(遠藤 礼)

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2022年2月4日のニュース