“育成出身の星”松原 伝統の一戦でまた“球団初”達成 育成出身初のシーズン規定打席に到達!

[ 2021年10月13日 19:57 ]

セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2021年10月13日    東京D )

<巨・神24>※訂正 初回無死、松原は27試合連続となる二塁打を放つ (撮影・森沢裕)
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 巨人の松原聖弥外野手(26)が阪神戦(東京D)に「1番・右翼」で先発出場。5回に育成出身選手として球団初となるシーズン規定打席(今季は443)に到達した。

 松原は初回の第1打席で相手先発右腕・西勇の内角スライダーを右翼線二塁打とし、9月11日の中日戦(東京D)から27打席連続安打。2008年のアレックス・ラミレスに並ぶ球団2位タイ記録を達成し、主砲・岡本和の16試合ぶり打点となる中犠飛で先制のホームを踏んだ。1―1で迎えた2回の第2打席では2死二、三塁の場面で4試合ぶり今季34打点目となる勝ち越しの二ゴロ。前日12日の阪神戦(東京D)まで440打席に立っており、5回の第3打席で目標にしていた今季のシーズン規定打席443に到達した。なお、この打席は空振り三振に終わっている。

 2016年育成ドラフト5位で巨人入りした松原は、昨季1軍デビュー。今季は4月15日の中日戦(東京D)で育成出身選手としてリーグ初となる初回先頭打者アーチを放つと、6月8日のオリックス戦(京セラD)、6月27日のヤクルト戦(神宮)、10月8日の広島戦(マツダ)と計4本の初回先頭打者アーチを放った。初回先頭打者アーチのシーズン4本は球団では2011年坂本勇人以来10年ぶりで、8日に放った12号は両リーグを通じた育成出身選手のシーズン最多アーチ。“育成出身の星”として次々に記録を塗り替えている。

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2021年10月13日のニュース