DeNAドラ4の法大・三浦が意地の9回107球零封 同ドラ2の早大・徳山と対戦「めちゃめちゃ意識」

[ 2021年10月13日 05:30 ]

東京六大学野球第4週第3日   法大0ー0早大 ( 2021年10月12日    神宮 )

<早大・法大>9回を4安打7奪三振の力投をみせた法大先発・三浦(撮影・郡司 修)
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 1回戦1試合が行われた。早大と法大は両チームの投手陣が踏ん張り、0―0で引き分けた。11日のドラフトでDeNAから4位指名を受けた法大・三浦銀二投手(4年)は9回無失点、同2位の早大・徳山壮磨投手(4年)は7回無失点の好投を見せた。

 意地の快投だった。法大のエース右腕・三浦は9回107球を投げて4安打零封と、最後までマウンドを守った。前日にDeNAからドラフト4位指名を受けた。同2位の早大・徳山との投げ合いに「めちゃめちゃ意識しました。(徳山が)2位だったので、負けたくないなと。自分の方が(長く)マウンドにいたので、それは良かった」と振り返った。

 福岡大大濠時代は、大阪桐蔭のエースだった徳山とともに高校日本代表入り。遠征では同部屋だった。プロで再びチームメートになるだけに「思い入れはあるし、負けたくない」とライバル心を持ってマウンドに上がった。0―0で引き分けたが、加藤重雄監督は「気合を入れて投げてくれた。ベストピッチ」と称えた。 (川島 毅洋)

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2021年10月13日のニュース