ソフトB・工藤監督が退任の意向 就任7年目で過去5度日本一 後任候補は小久保ヘッド、秋山前監督らの名

[ 2021年10月10日 17:30 ]

<ソ・オ25>連敗をストップしファンへ向かって一礼する工藤監督(左は小久保ヘッドコーチ)(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクの工藤公康監督(58)が、今季限りで退任する意向であることが10日、関係者の話で分かった。就任7年目の今季は2年契約の最終年でチームは4位に沈み、CS進出も厳しい状況となっていた。

 球団は来季以降の続投を要請したが、成績不振の責任をとって辞退を申し入れたという。後任には小久保裕紀ヘッドコーチ(50)の昇格や、前監督の秋山幸二氏(59)の復帰などを含めて検討するもようだ。

 今季は序盤から故障などで離脱者が続出。後半戦も調子が上がらず、9日までに就任後最長となる8連敗を喫して上位との差を広げられた。

 この日、ペイペイドームでのオリックス戦前に取材に応じた工藤監督は「今の段階でお話しできることは何もない。まだみんなが戦っている最中なので」と話すにとどめた。

 就任1年目の15年と17年、20年にリーグ制覇。18年と19年は2位から勝ち上がって日本シリーズに進出し、17年からは4年連続の日本一に導いていた。

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2021年10月10日のニュース