三重・服部 執念の決勝打で7年ぶり聖地「大阪桐蔭を倒したい」先輩たちの雪辱に燃える

[ 2021年7月27日 05:30 ]

全国高校野球選手権三重大会決勝   三重6-5津田学園 ( 2021年7月26日    四日市霞ケ浦 )

<三重・津田学園>7年ぶりの甲子園出場を決め喜ぶ三重ナイン
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 三重が接戦を制し、7年ぶりの出場を決めた。3―3の3回1死一、三塁から服部優成が中越えに勝ち越しの2点三塁打。「チャンスだったので集中し、直球を狙っていた」と笑みを浮かべた。

 6月上旬に右手甲に死球を受け骨折。最後の夏に間に合わせるため、超音波治療にカルシウムドリンクを摂取するなど必死に回復に努めた。3回戦から出場も「実戦から離れていて感覚の違いがあった」と準決勝までの3試合ではわずかに2安打。大一番での決勝打に「やっとチームのために1本出て、貢献できた」と胸を張った。

 18年選抜で優勝した大阪桐蔭に延長12回惜敗した試合を見て、進学を決めた。「小さい頃から夢見てきた場所。大阪桐蔭を倒したい」と聖地での“リベンジ”を待望した。

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2021年7月27日のニュース