女子ソフトボール・上野出身校、福岡大若葉 創部3年目で待望の夏初勝利

[ 2021年7月7日 05:30 ]

全国高校野球選手権福岡大会1回戦   福岡大若葉10―3福岡講倫館 ( 2021年7月6日    久留米市 )

三島主将(左)を先頭にスタンドに勝利の報告
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 第103回全国高校野球選手権(8月9日から17日間、甲子園)の地方大会は6日、福岡で新たに開幕して5大会で計28試合が行われた。福岡大会では創部3年目の福岡大若葉が1回戦で福岡講倫館に10―3で7回コールド勝ちを収め、夏初勝利を挙げた。

 創部3年目で夏初勝利。福岡大若葉は10年に九州女子高から校名が変わり、19年に共学になった。1期生として入部した三島有騎主将(3年)は「1勝は大きい。最後ということで緊張もあったが、楽しくできて良かった」と喜んだ。

 三島は開会式で選手宣誓を行った際、令和3年を「令和6年」と言い間違えたが「開会式で失敗して、みんながそれで和んだ」と打線が10点を奪った。

 4月1日に就任し、チームを強化した土井誉仁監督は「何とか一つでも勝利を。それが至上命令だった」。女子ソフトボールは日本代表のエース上野由岐子を輩出した強豪。三島は東京五輪に出場する上野へ「本当に凄い方。五輪も頑張ってほしい」とエールを送り、大先輩を後押しする快進撃を誓った。

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2021年7月7日のニュース