【大谷と一問一答】今季2勝目 好救援イグレシアスに「そこに尽きる」球宴ファン投票ノミネート「嬉しい」

[ 2021年6月5日 15:25 ]

ア・リーグ   エンゼルス3ー2マリナーズ ( 2021年6月5日    アナハイム )

試合後のオンライン会見に応じる大谷
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 エンゼルスの大谷翔平投手(26)が4日(日本時間5日)、アナハイムでのマリナーズ戦に「2番・投手」で先発登板し、6回を1本塁打を含む4安打2失点、10三振、無四球で4月26日以来の2勝目を挙げた。打撃は2打数無安打、1四球。試合は3―2だった。以下、試合後の主な一問一答。

――シーズン序盤は四球が多かったが無四球にまとめた。その要因は。
 「(フォームの)メカニックじゃないかなと思っています」
――コントロール重視で球速を抑えたのか。

 「というのはないですね。ランナーが出た場面とか、そういう場面は球速が上がったりしているので。自分でもそこまでコントロールしているわけではないです。勝手になるのかなと思います」

――ジョー・マドン監督が6回の投球を見て疲れていると。
 「球速というか変化球の切れ自体も落ちてきていた。どの投手もそうだと思うんですけど。前回が前回だっただけに、最後のイニングは監督としても少し怖い部分があるのかなと思うので。もっと安定して7回を抑えるところを見せられれば、迷うことなく使ってもらえるんじゃないかなと思います」

――先頭打者に本塁打を打たれた。そこから落ち着いて投げていたが、変えたことは。
 「打たれているのはもちろん全部甘い球なので。そこが反省点かなと思いますし、気を抜いた時にやっぱり長打が出て、スコアリングポジションにいくことが多かったので。またそこは反省しないとと思っています」

――ここ数試合は直球の制球がいい。制球が安定したことで、他の変化球がいきているのか。
 「前回は直球多めで投げて、今回も1巡目も真っすぐを基本的に多めに投げたので。2巡目以降に変化球も通りやすかったのかなと感じました」

――ブルペン陣の活躍。特にイグレシアス投手について。
 「今日のゲームはそこに尽きるなという感じじゃないですかね。そこで仕事をする辺り、さすがだなと思いますし。勝ちパターンで投げるプレッシャーもあると思うんですけど、しっかり抑える辺りはさすがだなと思ってみてました」

――メカニックが良くなったと話したが、リリースが安定してきたのか。
 「リリースが安定するのは最後の最後なんで、そこまでどうやってスムーズにいくのが基本的には大事だと思うので。バッティングでいえばインパクトは最後なので、そこに動くまでが大事なのかなとおもいます。

――下半身の動きがスムーズになっているということか。
 「下半身、上半身という分け方はあまりしていないので、全体的なバランスだったりとか基本的に投手は自発的な動きが多いので。自分で気を付けることだけの確認だけしていれば、別に下半身がどうのっていうのはないと思います」

――3球勝負が多かった。無駄球を使わないイメージか。
 「そうですね。場合によりますけど、基本的には無駄球というか、球数が増えるだけだと思っているので、基本的にはゾーンで勝負するということかなと思います」

――ア・リーグDH部門でオールスターファン投票にノミネートした。
 「まずそういう風にノミネートしてもらったことは凄く嬉しいですし。どうなるかはもちろん先のことなので、分からないので、今まで通り1試合1試合、明日も試合あるので頑張りたいなと思います」

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