大経大・高倉明健、リーグ戦初先発で快投6回11K無失点

[ 2021年5月3日 17:17 ]

関西六大学野球 第5節2回戦   大経大10―0神院大 ( 2021年5月3日    わかさスタジアム京都 )

<大経大・神院大>4回1死、神院大・小嶋を三振に打ち取り、笑顔の大経大・高倉(撮影・平嶋 理子)
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 大経大が2連勝で勝ち点を3に伸ばした。リーグ戦初先発の高倉明健(あたる・2年=岐阜第一)が6回2安打11奪三振で無失点の快投。「カットボールでストライクが入った。縦のスライダーもストライクからボールになる球で振らせられた」と振り返った。

 名前の中に日本を代表する名優と同じ「高倉健」の漢字を持つが、最速148キロ右腕は吉田輝星(日本ハム)を参考にした無駄のないフォームから「調子が悪いときでも違う投げ方ができる」という器用さが身上。少し肘を下げたり、重心を低くしたり、投法を変幻自在に操る。変化球もカーブ、カットボール、チェンジアップ、縦のスライダー、フォークと抱負。150キロの大台も目前だ。

 大商大が8連勝しリーグ優勝の可能性はついえたが、1、2年生の投手の躍進が目立つ今季。2位を死守し、今秋につなげる。

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