巨人・亀井 14年間の“相棒”が調子に太鼓判!フリー打撃で56スイング5発

[ 2021年2月14日 05:30 ]

フリーバッティングをする亀井。右は坂本(撮影・森沢 裕)
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 今季39歳を迎えるチームの野手最年長には意外な調子のバロメーターがある。沖縄S班キャンプに参加している巨人・亀井善行外野手(38)は同じベルトを14年も使っていることを明かした。

 「14年か15年ぐらい使っている。一途だから。フィットするんだよねこのベルトは」とプロ4年目から愛用。年季の入ったベルトの5つの穴が体の状態を表す物差しだ。「2つ目のときは腹がでてる。基本3がベスト。今は3つ目」と“相棒”が太鼓判を押すように、フリー打撃では56スイングで3連発含む5本の柵越えを放った。「この時期はちょっとバッティングがバグってくるんですけど。今日はたまたま振った。明日から謙虚にバッティングします」と謙遜したが、豪快な打撃からも順調ぶりが見て取れる。

 調整が任されたS班でも17年目のベテランは「常に不安もあるし、やらなきゃいけないという気持ちもある」とこの日も早出でバットを振り込んだ。FAで梶谷が加入するなど外野手のレギュラー争いは激しくなるが「チームが強くなるために来てくれたので、ともにチームのために頑張りたい」とチームのことを第一に考える。

 「困った時に亀井がいるって言ってもらえる方が僕はうれしい」。巨人一筋の必殺仕事人が相棒とともに今季もチームを助ける。(小野寺 大)

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2021年2月14日のニュース