阪神・近本 故郷・淡路島で「1並びの誓い」 来季1番で1位になる!

[ 2020年12月27日 05:30 ]

自身の淡路市スポーツ親善大使の写真を指差し笑顔の近本(球団提供)
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 阪神の近本光司外野手(26)は26日、兵庫県淡路市役所に門康彦市長を表敬訪問。日本最古の歴史書「古事記」の中で、日本の領土で最初にできたとされる故郷・淡路島で「1並びの誓い」を立てた。

 「3年連続の盗塁王もそうですけど、チームの優勝。3位、2位ときているので、しっかりチームが勝つことを目標としてやっていかないと」

 ロハス・ジュニアの加入が決まり、来季に向けた補強が完了したことを受け、矢野監督は「(他の打順を)試すことはあると思うけど、生きてくるのは1番かな」と来季も近本の1番構想を示唆。近本自身も「僕が打って還すよりもしっかり(塁に)出て、3番4番で還してもらえるのがチームとしてもいい流れ。そういう機会をできるだけ多くしていきたい」とリードオフマンとしての自覚をのぞかせた。

 こだわりを持つ個人目標には「100得点」を改めて掲げた。「よく打点とか本塁打、打率というのが多く取り上げられるけど、得点はクローズアップされない。(得点を)どんどん取って、1番としての仕事をやっていきたい」。今季は81得点(リーグ3位)で143試合換算では97得点。球団では10年マートン(105得点)以来の大台到達はもちろん、リーグトップの得点を記録すれば、自ずと優勝に近づくはずだ。

 来季に勝負の3年目を迎える矢野阪神。12球団No・1のファンを一番に歓喜させるのはスピードスターにほかならない。(阪井 日向)

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2020年12月27日のニュース