西武・外崎 自身プロ初の「アップルラン」嬉しいけど「守備のとき酸欠で目の前に白いモヤモヤがかかった」

[ 2020年8月19日 23:30 ]

パ・リーグ   西武4―3オリックス ( 2020年8月19日    京セラD )

9回、勝ち越しのランニング2点本塁打を放ち、生還して笑顔の外崎
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 西武・外崎は佐野の後逸を見て一気に加速した。本塁にヘッドスライディングで生還。これで自身プロ初の「アップルラン」が完成した。「最初は喜びがあって…。でも守備のとき酸欠で目の前に白いモヤモヤがかかった」。疲れながらも背番号5の体全体に快感が走った。

 2―2の9回2死。ディクソンのナックルカーブを振り抜くと、ライナー性の打球は捕球をこころみた中堅・佐野の下を抜けた。中堅フェンスへ転がる間に今季3号の決勝ランニング2ラン。「小学生のときに打ったくらい」と声がはずんだ。

 前日は今季初の4安打。この日は3安打2打点。16日の楽天戦終了時で打率・256も打撃が上向いた。「6連戦続きで疲れ、先週から脱力しバットのヘッドを滑らせ始めた」と好調を説明する。

 7連敗後に引分けを挟んで4連勝の辻監督も「まさか本塁に還るとは」と驚いたアップルラン。「サブマネジャーの松下さんもいつも試合前に僕のバットに“気”を送ってくれる。今季は初のサヨナラ打も打って何か逆に怖い」。連勝が続き主役の雄弁も続いた。

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2020年8月19日のニュース