楽天・涌井、開幕8連勝!安定感抜群8回1失点、打線も大量援護で快勝

[ 2020年8月19日 21:40 ]

パ・リーグ   楽天12―2日本ハム ( 2020年8月19日    札幌D )

<日・楽(8)>楽天の先発・涌井(撮影・高橋 茂夫)
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 楽天の涌井秀章投手(34)が19日、日本ハム戦(札幌D)に先発し8回を110球、4安打3奪三振で1失点に抑え、自身初の開幕8連勝を飾った。球団では13年の田中(現ヤンキース)の24連勝以来。

 前回12日の西武戦(メットライフD)では、酷暑の中で右足がつりそうになったため7回途中で自ら降板を志願。冷静な判断でチームを勝利に導いた涌井は、この日も抜群の安定感をみせた。

 初回1死から四球を出すも続く近藤、中田を凡打に仕留める立ち上がり。味方打線が2回、無死満塁から田中の右前2点適時打などで3点を先制。その直後の守りで先頭・大田に中前打を許したが、続く王柏融を一塁併殺打に仕留めて試合の流れを渡さない。リードが6点に広がった3回、2死から西川に右越えソロを打たれたが、4回、5回、6回と三者凡退に抑え込み、その後も付け入るスキを与えなかった。

 打線は5回に内田の右犠飛、6回にも浅村の中越え2点適時二塁打などで3点を加えるなど13安打12得点で大勝、引き分けを挟んでの連敗を3で止めた。

 日本ハムは先発・杉浦が3回4安打3四死球で6失点KOと誤算。中継ぎ陣も相手打線を止められず大敗を喫した。3戦連続本塁打中だった主砲・中田は三ゴロ、右飛、中飛と3打数無安打に終わり、10年8月4日から8日にマークした自己最多の4試合連続本塁打に並ぶことはできなかった。

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