マエケンに聞く ノーノーは「強く意識せず」球団新8連続三振気付かずも「名前残すことができうれしい」

[ 2020年8月19日 15:46 ]

インターリーグ   ツインズ4―3ブルワーズ ( 2020年8月18日    ミネソタ )

<ツインズ・ブルワーズ>力投するツインズ先発・前田(AP)
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 ツインズの前田健太投手(32)が18日(日本時間19日)、本拠地・ミネソタでのインターリーグ、ブルワーズ戦に今季5度目の先発登板し、8回まで無安打投球。しかし、9回無死から中前打されて降板。その後、救援陣が打たれて勝ち星は挙げられなかった。前田は8回0/3で115球を投げ1安打1失点2四球、8者連続を含む12奪三振だった。

 以下前田の主な一問一答。
 
 ――無安打投球で迎えた9回に先頭打者のソガードに安打を許した。あと3人でノーヒットノーランだった。
 「できると思っていなかったので、途中からそんなに意識せず。(7回まで)1―0でしたし、とにかくその点差を守り切るような内容を考えていたので、あんまり強く意識せずにいきました」

 ――ソガードには嫌な雰囲気を感じたか。
 「全然、ないですね。良い当たりでもなく仕方ない安打だと思うので、1回から9回まで全部通じて同じような気持ちでいくことができました。最後の安打も飛んだところが良かったんじゃないかなと思います」

 ――打者1巡目からストレート多投し、変化球が生きた。
 「(捕手の)アビラの配球、考え通りうまく投げられたかなと思います」

 ――球団新記録の8者連続三振を奪った時、歴史を塗り替える意識はあったか。
 「全然気付いてなくて。6者連続までは気付いていたんだけど…」

 ――9者連続奪三振であればアメリカン・リーグ記録だった。
 「気付いたら狙いにいっていました。ボール球もいっぱい投げれたと思うので」

 ――降板時、ファンに向けて帽子を掲げるような仕草をした。
 「ちょっとかぶり直しただけの感じだったので、そういう感じではやってなかったです。ファンに帽子を取ってやるっていうのは憧れはあるから、いつかまたお客さん入った時にやりたいです」

 ――115球で降板。まだ余力はあったか。
 「けっこうきつかったですね。日本時代だったら慣れているのはありますけど、こっちにきてから110球を超えることは本当に少ないので、久しぶりに投げると疲労もたまってました。あんまり球数を投げすぎると次の登板に影響も出ると思いますし、チームに迷惑かけることになるので。そういう意味ではいい球数というか、どんどんストライクゾーンで打者を打ち取ることができていたので、しっかり投げられたと思います」

 ――4試合連続QSに8者連続三振。勝ち投手にはなれなかったが、チームは勝利した。
 「チームが勝ったことがまずは一番ですし。今日に関しては8者連続奪三振ですかね。ツインズの球団の記録に名前を残すことができたので、僕自身すごくうれしいです。この球団に自分の名前が残ることができたことは凄く誇りに思います」

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2020年8月19日のニュース