20年シーズン開幕あと4日 12球団監督が練習試合を総括

[ 2020年6月15日 06:20 ]

巨人・原監督
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 プロ野球は14日、巨人、ロッテを除く10チームが練習試合の日程を終えた。大幅に延期された20年シーズンの開幕まであと4日。12球団監督が練習試合を総括した。

 ▼巨人原監督(3勝5敗2分け) オーダーは、きちっという形ではいまのところまだ言えない。(相手投手の)左右で、例えばツープラトン的なことも考える必要がある。結論はまだ出ない。

 ▼DeNAラミレス監督(4勝4敗4分け) 全体的に良かった。先発は全体的に80%近くまで状態を上げ、救援は安定していた。野手も好調を維持している。これをキープして今後もケガなくやってもらえれば。

 ▼阪神矢野監督(5勝3敗3分け) 開幕を迎えるに当たって、大きな不安があるような感じではない。ひと通りやりたいというか、チームとして必要なところはできた練習試合になったと思います。

 ▼広島佐々岡監督(4勝7敗) 投手が打たれることもあるし、野手が打てないこともあった。長いシーズンでは切り替えが必要。一試合一試合やるだけ。長い準備期間でやってきたことを出していきたい。

 ▼中日与田監督(4勝6敗2分け) 大きなケガ人が出なかったことが一番。先発は競い合いながら、いい形になってきた。選手に負担がかかるシーズン。うまく選手を併用して日々、入れ替えていきたい。

 ▼ヤクルト高津監督(2勝7敗2分け) “こんなんじゃ駄目だ”と思った部分もある。チーム力を上げようとしている最中なので、しょうがない部分もあるが、甘いことも言っていられない。

 ▼西武辻監督(8勝1敗1分け) 先発投手に安定感が欠けた。打線は良くなった。いろいろ試してケガ人もなかった。外野は川越、鈴木が出てきたね。勝つに越したことはないが、若手の台頭が良かった。

 ▼ソフトバンク工藤監督(6勝5敗1分け) いろいろ試すことができた(6月の)12試合だった。攻撃陣も投手陣もコーチがしっかり考えてやってくれた。これをシーズンに生かせるように頑張りたい。

 ▼楽天三木監督(6勝3敗2分け) 開幕に向けた調整や確認ができた2週間だった。不自由なことも多い中、真摯(しんし)に取り組んでいる。チームが一つになっている。シーズンでは勝たなければいけない。

 ▼ロッテ井口監督(3勝7敗2分け) 開幕カードに投げる石川、種市、美馬は修正点もあったが、それなりに球数を投げられた。開幕へ上がっている。(この日は)シーズン中の左投手の起用法を見据えられた。

 ▼日本ハム栗山監督(6勝3敗3分け) 本当に難しい調整だったけど、コーチがよく考えてきてくれた。(開幕が延期し)若手が成長する時間があったことは間違いない。若手も勝負しやすい環境になったはず。

 ▼オリックス西村監督(4勝4敗4分け) 打線は状態は良くなっている。あとは、どう点に絡めるか。投手陣は調整というところで球数を投げられないので、一回り目は球数をしっかりと考えていかないと。 

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2020年6月15日のニュース