藤枝明誠に“救世主” 高松正人が3回パーフェクト 伝家の宝刀で3K「持ち味を出せました」

[ 2020年6月15日 12:42 ]

2番手として3回パーフェクトに抑え、小躍りしてベンチに戻る高松
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 昨秋静岡王者の藤枝明誠投手陣に“救世主”が現れた。14日、甲子園での「交流試合」出場が決まっている加藤学園と7イニング制の練習試合を実施。試合は0―2で敗れたが、3回から2番手で登板した本格右腕・高松正人(3年)が3イニングをパーフェクトに抑えた。

 「相手はどんどん振ってくるチーム。ボールも切れていたし、フォークは有効でした」

 プロの抑え投手のように持ち球は直球とフォークだけ。ストライクを先行させ、最後は伝家の宝刀で落とす。三振も3つ奪い「強い球が投げられるようになったし。持ち味を出せました」と心地良く汗を拭った。

 昨秋県大会の出場は浜松開誠館との2回戦のみ。しかも、打者1人だけだった。「四球を出して交代しました」と苦い思いしか残っていない。冬場に自分と向き合い、徹底して直球とフォークの切れを磨いた。その努力する姿を見てきた光岡孝監督(42)に「冬場から凄く成長し、春が楽しみだったんですけどね」と言わせるくらい力が付いていた。

 コロナ禍で春季大会を失い、3年ぶりの夏甲子園も消えた。それでも、自信と度胸が芽生えた今「いろんな悔しい思いをしてきた。今は3年全員で代替大会に優勝できたらうれしい」と笑顔。常葉大菊川との次戦(練習試合)でいよいよ、先発する。(小澤 秀人)

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