八戸学院大・中道佑哉 8球団スカウトの前で自己最速タイ144キロ「もっと出る」

[ 2020年6月15日 13:16 ]

打者からボールを隠すフォームを実演する中道佑哉投手
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 八戸学院大のドラフト候補左腕・中道佑哉投手(4年)は14日、青森県内で行われた青森大との練習試合に4回から2番手で登板した。味方のエラーも絡み2回2失点ながら、視察した8球団スカウトの前で、自己最速タイの144キロを計測した。

 「2イニング目は修正できた。1つの球種に頼らず、(スライダー、チェンジアップなど)変化球全て使えたことが良かった。平均球速が上がってきているので、もっと出ると思う」

 系列の八戸学院野辺地西高では3年夏、青森大会3回戦で敗退。「元々、大学で野球を続けるつもりはなかった」という技巧派左腕は、八戸学院大の正村公弘監督のもとで急成長を遂げた。きっかけは、高校時代に正村監督から受けたアドバイス。中道は「腕の位置を下ろすようにアドバイスを受け、3年夏前くらいにはまった。監督の元でプレーすれば、レベルアップできるんじゃないかと思った」と振り返る。

 オーバースローからスリークオーターに変えたフォームに安定感が増し、八戸学院大では1年春からベンチ入り。2学年先輩の高橋優貴(現巨人)や同級生の右のエース・大道温貴の存在も刺激になった。高橋が抜けた3年春の北東北大学野球リーグで5勝をマーク。19年6月には全日本大学選手にも出場した。

 現役時代に左の中継ぎとして、メジャーでも活躍した巨人・柏田貴史スカウトは「タイミングが取りづらいフォームで投げている。腕の角度も良い。特に左打者が打ちづらそうにしていた」と高評価を与えた。自身の投球フォームを中道は「自分は肩周りが柔らかいので、人より体にボールを隠して投げることができていると思う」と分析。正面から見ると、リリースする寸前までボールは体に隠れている。打者が球速以上の威力を感じるよう、練り上げられた。

 1メートル82、75キロと細身の体型。正村監督は「プロ入りへ向け、意識が変わってきた。あの体で144キロが出るので、出来上がったときを想像してもらえたら指名の可能生もある」と左腕の伸びしろに期待を込めた。(柳内 遼平)

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