阪神・矢野監督が医療従事者に感謝「タイガースもお世話に大変なった」

[ 2020年5月26日 15:49 ]

練習前にクラップ・フォー・ケアラーズを実施する矢野監督(中央)ら阪神ナイン(阪神タイガース提供)
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 阪神の矢野燿大監督(51)が26日、球団を通じてコメントを発表。6月19日に決定した開幕に向けての意気込みと、この日の練習前に「クラップ・フォー・ケアラーズ」を実施した医療従事者らへの感謝と敬意を強調にした。

 「タイガースもお世話に大変なった。僕らも想像がつかないようなご苦労を、体力的にも精神的にも。今の状況をつくれたのはみなさんのおかげなんで、僕らができることは、きょうみたいなこともその一つかなと思っています。ほんの少しですけど、みなさんに元気を送れたなと思って、やらせてもらいました」

 「クラップ―」は医療・介護従事者をはじめとするエッセンシャルワーカーに対し、感謝を表すために拍手を送る取り組み。12球団が26日以降、各球団の日程に合わせて実施している。阪神は3月26日に藤浪、伊藤隼、長坂の3選手の新型コロナウイルス感染が判明し、入院した経緯があるだけに、言葉に力がこもった。

 前日25日に決定した開幕に向けては「そこに合わせてやっていくのが決まったのは、チームとして一つになって向かっていけますし、目指すところができたのは本当にうれしいこと。最高の準備してファンのみなさんを喜ばせたいなと思っています」と誓った。

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2020年5月26日のニュース