阪神・青柳 同世代で引っ張る!「同期、同級生が多く出られたら」

[ 2020年5月21日 05:30 ]

キャッチボールを行う青柳(阪神タイガース提供)
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 阪神・青柳は20日、同世代メンバーと結束し無観客で始まるシーズンを盛り上げることを誓った。甲子園での分離練習後、オンライン取材に応じ、ファンに一つでも多くの勝利を届けることを使命とした。

 「僕たちは野球が仕事なので、少しでも阪神が勝てるようにっていうのが一番。阪神の勝利を多く届けられるように頑張りたい」

 昨季9勝の右腕は、6月後半を目指す開幕に向けプロの役割を自らに言い聞かせた。仮にシーズンが始まったとしても、新型コロナウイルスの感染リスクを軽減するため無観客での実施が濃厚。3月8日の巨人戦に登板した際には「緊張感が出なくて」と首をひねっていたが「シーズンになってくると(気になるのは)成績にはなるし、それが数字として残ってしまうので、そこはテンションを上げて」とスイッチの切り替えに自信を見せた。

 高山、坂本ら同い歳の選手との共闘にも「僕も昨年一年だけで、他の同級生もレギュラーっていうポジションを取れていないので、同期、同級生が多く出られたらいいなと思う」と気合十分。この日はブルペン入りするなど順調に調整を進める背番号50の心が静かに燃え始めた。(遠藤 礼)

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2020年5月21日のニュース