日本ハム・斎藤「もし甲子園がなくても仲間が3年間いてくれて良かったと」 甲子園中止で球児思いやる

[ 2020年5月21日 16:27 ]

日本ハム・斎藤
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 日本ハム・斎藤が20日に決まった夏の甲子園と地方大会の中止を受け、千葉・鎌ケ谷でオンライン取材に応じた。「現役の高校球児の気持ちを考えるとつらい。僕はケガをしていた時期もありますけど、こういう形で試合ができない方がつらい」と話し、「日本高野連の方もつらかったと感じます」と苦渋の決断をした側にも思いを寄せた。

 2006年の夏の甲子園で早実のエースとして、田中(現ヤンキース)擁する駒大苫小牧との決勝を引き分け再試合の末に制した。「今の僕があるのも甲子園で優勝できたおかげ」とその体験の大きさを感じながらも、「高校3年間を振り返れば、優勝したことは一部でしかない」と語る。「仲間と過ごした日々が思い出。もし甲子園がなくても、自分は仲間が3年間いてくれて良かったなと思います」。早実時代の同期生と、新型コロナウイルス感染拡大を受けた外出自粛中にオンラインで“再会”したことも明かした。

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