夏の沖縄大会 7月以降に開幕延期 関係者「いろいろな制約がかかる」

[ 2020年5月12日 20:43 ]

 沖縄県高野連は12日、理事会を開き、今夏の第102回全国選手権大会(8月10日開幕・甲子園)の出場権を懸けた沖縄大会の開幕を7月以降に延期することを決めた。全国の地方大会で最も早い6月20日開幕を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、部活動再開のめどが立っていないためという。

 緊急事態宣言が全国に発令され、多くの学校が休校やオンラインによる遠隔授業となっている。沖縄県高野連の関係者は「県内の感染者数は落ち着いており、県立学校も21日に再開予定だが、当面はいろいろな制約がかかる」と指摘。「当初予定した6月20日は無理だろうということになった。(夏の甲子園が)8月10日開幕なら、一番遅らせても7月中旬(のスタート)」と説明した。

 日本高野連は5月20日に全国選手権大会の運営委員会を開き、開催可否の方向性などについて話し合う見込み。

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