マリナーズ菊池が母校・花巻東女子野球部に大きなプレゼント 物資だけでなく「人」も!

[ 2020年4月13日 20:37 ]

マリナーズ・菊池雄星から花巻東女子硬式野球部に届けられた野球道具、遠征用ベッドマットと写真に納まる(左から)花巻東女子硬式野球部・三鬼監督、小田島校長、菊池雄星のマネジャーを務める合弁会社ファイブスタースタンダードジャパン・岩男恵介氏、岩手スポーツアカデミーサムズアップ・金沢大地代表、山本竜也ヘッドトレーナー(撮影・西尾 大助)
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 今月創部した花巻東女子野球部に、同校OBのマリナーズの菊池雄星から大きなプレゼントが届いた。

 13日、菊池のマネジャー・岩男恵介氏が岩手県内の同校を訪問。練習球10ダースや枕、マットレスを寄贈した上、なんとトレーナー2人も帯同。物資だけでなく、人でも手厚い支援を約束した。

 この日は同校OBで西武時代の菊池をサポートしていた「岩手スポーツアカデミー サムズアップ」代表の金沢大地さん、同ヘッドトレーナーの山本竜也さんが訪問。今後、月3、4回のペースでトレーニング指導やケアを行う。岩男氏は「恩返しと野球人口が増える一手になるのではと寄付させていただくに至った」と菊池の思いを代弁。「女子硬式野球部の皆さん、創部おめでとうございます。男子硬式野球部と切磋琢磨(せっさたくま)しあいながら、日本一を目指しながら野球を楽しんでください。男子と女子、どちらが先に日本一の優勝旗を岩手に持って帰ってくるのか今から楽しみにしています」という本人のメッセージも届けた。

 元トヨタ自動車東日本野球部監督で、女子野球部の指揮を執る三鬼賢常監督は「高校時代は、(男子の)佐々木監督とのご縁で一緒に練習したこともあった。選手は本当に喜ぶと思います。力にしていきたい」と感激した様子。

 選手たちは早速トレーナーから指導を受け、河野瑠生主将(2年)は「ケガの不安なく練習ができるし、もしケガしてしまっても安心して(リハビリなど)できる」と偉大なOBのサポートに感謝していた。

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2020年4月13日のニュース