上原浩治氏「月見草と雑草と…」 “似た者同士”野村さんとの思い出明かす

[ 2020年2月12日 13:53 ]

上原浩治氏
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 プロ野球・巨人や大リーグ・レッドソックスなどで活躍した上原浩治氏(44)が12日、自身のブログを更新。11日に虚血性心不全で死去した野村克也さん(享年84)を悼んだ。

 上原氏は「野村さん…」と題して、野村さんとのツーショットを掲載して投稿。「いきなりの訃報を聞いて、何と言ったらいいのか…」と書き出し「凄い悲しいし、野球界にとって惜しい方を亡くしたなって思いますよね」と偲んだ。

 番組での共演経験があることから「毎年、TBSの番組でお会いするのが楽しみだったんですが…。ここ数年は生番組には出ないって聞いてたんですが、自分が出るときは夜遅いのに、いつも局の方に来ていただいて嬉しかったです」と回顧。「後から聞いたんですが、上原が居るなら行くって言ってくれてたみたいです。足腰も悪くなっていたのに…。こんな出会いを作ってくれたTBSにも感謝です」とつづった。

 野村さんの人柄を「野球の話になると止まらない方でした」と表現し「自分にもいっぱいいろんな話をしてくれました。また褒めてもくれて喜んだことも覚えてます。上原のインコース真っ直ぐを投げるときの気持ちは素晴らしいと…」と振り返った。続けて「逆に自分は野村さんの格言って言うのかな、言ってることは好きだったなぁ」と告白。「よく本も買いました。浪人時代にも読んでました。まさか、自分が野村さんと知り合えるなんて想像もしてなかったですが、こんな自分にも優しく喋りかけてくれる素晴らしい方でした」と書き込んだ。

 「もっと一緒にボヤき合いたかったです」と書いた上原氏。「月見草と雑草と…。レベルが違いますが、同じ匂いがする、似た者同士で…。同じ19番としてもね」と、自身と野村さんを表す言葉を挙げた。最後は「いつか球界に還元できるように頑張ります!!」と誓い、「ゆっくり休んで下さい。そして、ありがとうございました」と思いをつづった。

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