桑田氏、輝星に金言「直球磨け」焦らず当面は2軍で練習

[ 2019年2月19日 05:30 ]

日本ハム・春季キャンプ ( 2019年2月18日 )

テレビの収録で桑田真澄氏と握手する吉田輝(右)(撮影・西海健太郎)
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 レジェンドと交わす握手に、緊張を隠せなかった。日本ハムのドラフト1位・吉田輝(金足農)が、沖縄・国頭村の2軍キャンプでテレビ番組の収録で訪れた桑田真澄氏(野球評論家)と対面。「直球を磨かないと、プロでは生きていけない」と桑田氏の言葉を真剣な表情で聞き入った。

 「桑田さんは、甲子園の投球もプロのも動画で見た。球速以上に切れのある直球が凄いなあって…」

 1メートル75の吉田輝は、上背も桑田氏とほぼ一緒。フィールディングも含めた総合力の高さから、金足農時代に「桑田2世」とも言われた。PL学園時代に甲子園で20勝を挙げ、プロでも日本で173勝した桑田氏の言葉は心に染みた。「プロで先輩たちがいろいろな変化球を持っていて目が行きがちだった。全体をまとめないと、という考えにずれていた」と認め「直球の切れとコントロールをしっかり磨いていかないと」と原点回帰を誓った。

 桑田氏は「130キロでもいいから、打者の手元でグッと伸びる直球がないとプロで成績は残せない。投手の目的は球速ではなく打者を抑えること」と話した。昨夏の甲子園準決勝、金足農―日大三戦で始球式を務めた桑田氏を、吉田輝はベンチから眺めただけだったが、初対面は貴重なものとなった。

 チームも吉田輝について、当面の育成方針を固めている。23日の2軍キャンプ打ち上げ後も2軍で練習を重ね、3月2日から始まる教育リーグで実戦経験を積ませる。状態とタイミングによっては、1軍のオープン戦登板の可能性も残すが、焦らせる考えはない。

 桑田氏の金言を胸に、2軍経由で早期の1軍昇格を目指す。 (武田 勇美)

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