オリ 先発転向の山本 フリー打撃で圧倒39球、抜け球には不満顔

[ 2019年2月9日 05:30 ]

オリックス・春季キャンプ ( 2019年2月8日 )

フリー打撃登板で力強い球を投げ込むオリックス・山本(撮影・井垣 忠夫)
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 オリックスの山本がフリー打撃に登板し、さすがの内容を見せた。後藤、小田、福田、安達と主力級を相手に、39球で安打性の当たりを2本に抑えた。「抜け球が目立った」と本人は不満顔も、直球の威力に打者はおされてファウルは13球、見逃しストライクは3球。途中「カーブでバランスを立て直して」と、先発としてのセンスも披露するなど一味違うところを見せた。

 テレビ番組でヒントを得て、先発用として用意していた「ランディ・ジョンソンのツーシーム」も試投。「きょうは良くなかった」と制球に納得しなかったが、対戦した後藤は「あれでカットボールとシュート(ツーシーム)があったら、打者はキツい」と強力な武器になることを肌で感じた様子で、進化が止まらない。

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2019年2月9日のニュース