ロッテがレアード獲得 日本ハム4年間で131発 長打不足のチーム救う

[ 2019年1月16日 05:30 ]

ブランドン・レアード内野手
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 ロッテは15日、昨季まで日本ハムでプレーしたブランドン・レアード内野手(31)を獲得したと発表した。1年契約で年俸110万ドル(約1億2000万円)。来日4年で131本塁打を記録し、昨季12球団ワースト78本塁打だったチームには救世主になる存在だ。

 16年には39本で本塁打王。ホームランを放った際、大好物の寿司を握るまねをする「寿司ポーズ」は知らない野球ファンはいないほどだ。球団人気キャラクター・謎の魚が即座に「私を寿司ネタにするのはやめてね」とツイートするなど、歓迎ムードは最高潮だ。

 日本ハムで守った三塁には昨季のレギュラー・鈴木、2年目の安田がいる。松本尚樹球団本部長は「打線強化の補強。本人は三塁にこだわっていない。外野の準備もしている」と明かした。マイナーではヤンキース3A時代の10、11年に計16試合守った外野での起用も選択肢になる。

 「家族と千葉での生活を楽しみにしています。2019年、優勝しましょう。ぜひ、チャンピオンフラッグを千葉に掲げましょう。私はマリーンズの日本一に貢献できるように頑張ります」

 レアードは球団を通じて、そうコメントを発表した。ZOZOマリンでは131本塁打中9本だけだが、新たにホームランラグーンが新設され、外野は最大4メートル前に出る。「追い風」の吹く新たな本拠地では大爆発も期待できそうだ。ロッテは変わる。レアードが変える。 (福浦 健太郎)

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2019年1月16日のニュース