ロッテの田村 「打率・280」ノルマクリアへ異例の居残りトレ 盗塁3倍増も宣言

[ 2018年2月1日 19:34 ]

 ロッテの田村龍弘捕手(23)は1日、井口新監督からの「打率・280」というノルマをクリアすべく、異例の居残りトレを行った。この日は雨天で全体はA、Bの2組に分かれ、午前と午後の2部練習になったが、午前のA組だった田村が宿舎へ戻ったのは午後のB組より後だった。

 「打撃練習では良くなかったんでまた、打とうかなと思った」

 午前中は同学年の右腕・佐々木の球を打つなど、精力的だった。午後には一度、プールトレのために車で20分の宿舎に戻り、メニューをこなした後、再び、室内練習場へ。午前9時から始まった練習が終わったのは午後6時の猛練習だった。

 「走塁革命」を掲げる井口監督の方針で、初日から盗塁練習も組み込まれた。「何盗塁するんだ?」と指揮官に問われ「2桁です」と答えたものの「10盗塁でも30盗塁でも2桁だ。具体的に」と突っ込まれ「月2つ、年間12盗塁します」と昨季の4盗塁からの3倍増を宣言。自主トレでは昨季から7キロ減の79キロと軽くなった体で「走る捕手」も目指す。(福浦 健太郎)

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2018年2月1日のニュース