楽天オコエ 久米島観光大使になる?気合の半袖「アピールしないと」

[ 2018年2月1日 05:30 ]

久米島合同自主トレでTシャツ1枚でノックを受け、後ろにボールをそらすオコエ
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 オコエが観光大使になる!?楽天ナインは沖縄・久米島で春季キャンプに備えて合同練習を行った。気温は15度前後だが、海風で肌寒さを感じる中、3年目を迎えるオコエが野手では唯一、半袖でノックや、ティー打撃で、はつらつとした姿を見せた。

 「心が燃えているので大丈夫。沖縄が温かいところをアピールしないと、人も来てくれないでしょ」と観光大使ばりに気候の良さをPRした。

 久米島町役場によれば同町の観光大使には現在、同町出身のお笑い芸人・小島よしおらが任命されているが、楽天の選手はいない。ただ、今後、オコエがタイトルを獲得し、チームを優勝に導くなど、大活躍すれば球団初の大役を任される可能性がある。観光協会関係者は「先方がOKであれば、可能性はゼロではありません」と話しており、キャンプ地の“顔”となる日が来るかもしれない。

 そのためにも、同じてつを踏まない。昨年はキャンプイン前日に胃腸炎を発症し、練習を欠席。翌日には右手薬指を痛め、手術を受けるなど、大幅に出遅れた。そのため「1年前の今日は寝てましたからね。明日はケガをしないようにしたい」と、つまづいたハードルを一つずつ越えるつもりだ。

 グアムでの自主トレで体を鍛えており仕上がりも良好。梨田監督も「昨年よりだいぶ(体が)しまった感じ。ブヨブヨじゃない」と目を細めた。昨季は41試合に出場し打率・300だったが、四球はわずか3つで出塁率は・331。「出塁率が低かった。(球の)見極めが出来るようにしたい」と課題を挙げたオコエ。自慢の足を披露するには出塁は不可欠。観光大使になるまで走り続ける。

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2018年2月1日のニュース