巨人ドラ6若林 休日返上トレ「違った緊張感がある」

[ 2018年2月1日 05:30 ]

 巨人は31日、キャンプ1軍スタートのドラフト6位若林(JX―ENEOS)ら若手野手3人が、休日を返上して宮崎市内で自主トレに励んだ。

 打撃練習など1時間ほど汗を流した若林は「アクティブレスト(=積極的休養)です」と休日返上の理由を明かした。軽めの運動で、疲労物質の排出を促す効果があることで知られているが、打撃面でも収穫があった。フリー打撃で打ち損じが続いたが、打席を離れて「そういうことか」とひらめいた。「(バットの)当たりどころが悪かった。ボールの見方を変えた。肩が入り過ぎていて、芯が思ったところに出ていない」と修正点に気付き、その後は快音を連発した。

 1日からキャンプが始まる。「やっとユニホームが着られるので、違った緊張感がある」と気持ちを高めつつも「ケガだけには本当に気をつけたい」と力を込める。社会人時代に2年連続で、宮崎での春季キャンプ中に故障した経験を持つ。カイロを貼ったりボディクリームを塗ったりして、苦手な寒さに対応してきた。そして「無理する傾向がある」と、自身にブレーキを掛ける大切さも学んだ。「2年の経験を経ての、三度目の正直です」と笑う即戦力ルーキー。無事にキャンプを完走できれば、1軍定着への道は自ずと開けてくるはずだ。(池田 翔太郎)

続きを表示

2018年2月1日のニュース