西武・秋山 史上初2度目達成に挑む 首位打者&フルイニング出場

[ 2018年1月14日 05:30 ]

ビーチフラッグのようにダッシュでボールを先に奪うトレーニングを行う西武・秋山(左)とヤクルト・田代
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 レオの鉄人が目指すのは前人未到の記録だ。西武・秋山が静岡県下田市内で自主トレを公開。史上初の2度目のフルイニング出場&首位打者という偉業への準備が始まった。

 「それは凄いこと。まずフルイニング出ることが目標。今までの成績を超えるものを出していかないといけない」。現役最長の453試合フルイニング出場中で、昨季は自身初の首位打者をフルイニング出場で飾った。史上6人目で過去には王貞治、松井秀喜(いずれも巨人)、イチロー(オリックス)らが達成したが、2度目はない。「最後の1カ月くらいで意識するところにいられればいい」。今年4月で30歳。球団も40周年を迎え「チーム、自分としても節目の年。順位であり、自分の成績を残したい」と期すものは大きい。

 4年連続となるフルイニング出場に手応えもある。「3年間続いたというのは今までの取り組みも間違ってないんじゃないかと思っている」。今オフも走り込みなど技術面よりも体力面を重視。この日は足に負荷がよりかかる砂浜での瞬発系トレーニングなど約2時間、ほぼ走りっぱなしだった。「記録優先で使われるようになって(試合に)出るのは苦しい。秋山に(フルイニング)任せるという選手になるのが目標」。10年ぶりの優勝を成し遂げ、大記録を達成する。 (春川 英樹)

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