阪神・大山 二塁いける 強肩で“三塁打”を二塁打に

[ 2017年11月12日 05:30 ]

練習試合   阪神6―3韓国LG ( 2017年11月11日    安芸 )

<阪神・韓国LG>6回、中継プレーで強肩を披露する大山
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 韓国・LG戦に「4番・二塁」でフル出場した阪神・大山は1失策を反省した。「ミスをしてしまったので、まだまだです。練習しないといけないです」。9回1死、投手の頭を越える二遊間へのボテボテのゴロをファンブルした。

 今キャンプから挑戦したばかりだが、試合後に植田や糸原らと特守も行い、その差を急激に埋めている。久慈内野守備走塁コーチは可能性を感じており、主力メンバーが揃う来春キャンプでも「あるよあるよ」と継続させることを示唆した。

 6回2死二、三塁では文善載(ムン・ソンジェ)に右中間を破られたが、中継に入った大山が三塁へ強肩を披露して二塁打で食い止めた。打撃でも三遊間への内野安打と右前適時打の2安打。ヤクルト・山田や西武・浅村ら強打の二塁手をイメージする金本監督も日々、期待を膨らませている。「肩が強い。三塁ゴロ、遊撃ゴロのゲッツーで、二塁手の肩の強さは大事だからね。捕ってからも、まあまあ速い。(二塁を守ることができれば)試合に出られるチャンスが増える」。魅力満載だけに、来季への一番の楽しみにしているようだった。

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2017年11月12日のニュース