大リーグ チャレンジ制度の詳細 権利行使は30秒以内

[ 2017年11月12日 07:09 ]

日本シリーズ第2戦で本塁に滑り込むソフトバンクの今宮。リプレー検証でセーフの判定となった。右はDeNAの戸柱
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 大リーグでは14年からチャレンジ制度を導入。「ストライクかボールか」「スイングしたかどうか」などを除くほとんどのプレーにビデオ判定が適用されている。権利はレギュラーシーズンでは1試合1回(ポストシーズンは2回)で、チャレンジ成功で判定が覆った場合のみ、2回目の要求が可能。7回以降は責任審判員が必要に応じて利用できる。

 監督は当該プレーの終了から30秒以内にクラブハウスで映像を見ている球団スタッフと連絡を取り、チャレンジを行うかどうかを判断。権利行使の際にはベンチから審判員に合図する。責任審判員はニューヨークのスタジオにいる分析担当の審判員と連絡を取り、ヘッドホンを装着して映像分析の結果を待つ。スタジオでは1球場につき7〜12台のカメラを駆使し、60〜90秒をメドに判定する。

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2017年11月12日のニュース