楽天ドラ2の慶大・岩見、初戦で散る 明治神宮大会

[ 2017年11月12日 05:30 ]

明治神宮野球大会第2日・大学の部準々決勝   慶大1―5環太平洋大 ( 2017年11月11日    神宮 )

2回無死、初球を豪快に空振りする慶大・岩見
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 高校、大学の部でそれぞれ2試合が行わ れた。大学の部では、慶大(東京六大学)が準々決勝で環太平洋大(中国・四国3連盟)に1―5で敗退。楽天からドラフト2位で指名された岩見雅紀外野手(23)は4打数2安打1打点だった。九州共立大(九州3連盟)は1回戦で名城大(北陸・東海3連盟)にサヨナラ勝ち。高校の部では、大阪桐蔭(近畿)と明徳義塾(四国)が4強入りした。

 東京六大学歴代3位の21本塁打を誇る慶大の岩見は、不発で大学最後の試合を終えた。5点を追う9回2死二塁から内角直球にバットを折られながらも左前適時打。最後に意地を見せたが、零敗阻止が精いっぱいで「日本一になれなかった悔しさはある」と話した。

 リーグ優勝に貢献した最速148キロを誇る左腕・佐藤が体調不良で登板できず、打線の奮起が期待された。2回は岩見が中前打で出塁したが、1死二塁から走者の岩見が投直に飛び出して併殺。計3併殺で打線がつながらなかった。東京六大学の代表校が初戦敗退するのは、01年の慶大以来16大会ぶりとなった。楽天からドラフト2位指名を受けた岩見は「チームで日本一になろうという気持ちは変わらない」と新天地での日本一を誓った。

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