オリックス・平野がメジャー挑戦へ 海外FA権行使「評価してくれるところでやりたい」

[ 2017年11月7日 11:36 ]

FA申請書の提出を終え、囲み会見で心境を語る平野
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 オリックスの平野佳寿投手(33)が7日、2015年に取得した海外フリーエージェント(FA)権を行使し、米大リーグに挑戦することを表明した。この日午前、大阪市・舞洲の球団施設を訪れてFA申請書を提出。「自分を評価してくれるところでやりたいのが強かった」とメジャーへの思いを口にした。

 メジャーを意識したのは「今シーズンに入ってからですね。自分に興味があるという話があったり、記事が出たりして意識し始めた」と明かした平野。「年齢も年齢なので(メジャーに)行くなら最後という気持ちはある。不安もあるけどそれ以上に向こうでやってみたい気持ちの方が強かった」と新たな挑戦への思いを語った。

 オリックスには「ずっとお世話になったし、優勝できなかったのは残念」としながらも、「向こうに行くことがあれば精一杯頑張る」と意欲。相談相手は家族だったといい、「家族も最初は戸惑いがあったと思うが、行くとなれば後押ししてくれると思う」。「そっち(メジャー)優先で考えているし、向こうでやりたい気持ちが強い。評価してくれるところに行きたい」と話した。

 平野について、オリックスは来季以降も必要な戦力として複数年契約など好条件を提示している。また、カージナルスの地元紙セントルイス・ポスト・ディスパッチは、かねてカ軍が興味を示していると伝えている。

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