新ポスティング制度 日米間交渉中も譲渡金上限額は“据え置き”濃厚

[ 2017年11月7日 06:23 ]

今オフ、新ポスティングシステムを利用してのメジャー移籍が濃厚となっている日本ハム・大谷
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 新たなポスティングシステムは日米間の交渉が続いており、合意に至っていない。本来なら希望する選手は11月1日から申請が可能だったが、旧システムは10月31日で有効期限が切れた。そのため現在は、新システム合意まで申請時期は先送りの状態。日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は「(合意まで)そんなにかからないと思う」としている。

 新システムは、年俸総額の15%などパーセンテージに応じて譲渡金を支払うというもの。大谷は労使協定によって年俸総額が低く抑えられるため、譲渡金の上限額を据え置くなどの例外措置も検討されている。また、これら新システムの適用は来オフからとみられ、今オフは譲渡金の設定上限額2000万ドル(約22億8000万円)の現行制度が適用となる可能性があり、現在日米間で調整中だ。

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2017年11月7日のニュース