ヤクルト“秘密兵器”導入 「MAQ」で球速&回転数計測

[ 2017年11月7日 05:30 ]

「MAQ」を握る由規
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 ヤクルト・由規が松山秋季キャンプ5日目となった6日、ブルペン投球を行い、ミズノ社が作製した「MAQ」(まきゅう)を握った。球速や回転数を計測でき「面白い。一つの目安にはなると思いますね」と話した。

 通常の硬式球と同じつくりだが、内部にはセンサーが埋め込まれている。これを携帯の解析アプリで読み解く。近年のメジャーや日本球界でも流行している「トラックマンと同等の精度で回転数を算出することが可能」と関係者は話した。

 回転数が多いとされる楽天・則本が2500。投球フォームを改良中の由規は2022だった。複数選手のデータ管理が可能で、「チームで計測して、自分が多い、少ないとかが分かれば、練習に生かせると思う」と由規は今後の活用に期待した。 (川手 達矢)

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2017年11月7日のニュース