ハム“清宮フィーバー”備え佑超えシフト 来春沖縄Cは厳戒態勢

[ 2017年11月7日 05:30 ]

日本ハムドラフト1位の早実・清宮
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 佑超えフィーバーも想定します!日本ハムの来年2月の2次キャンプ地で1軍のチーム宿舎である沖縄県名護市内の「ゆがふいん おきなわ」が、ドラフト1位での入団が確実な早実の清宮幸太郎内野手(18)の安全面を最大限に考慮して「超厳戒態勢」を敷くことが6日、明らかになった。

 同ホテル関係者は「清宮選手がお泊まりになるなら、ホテルの各入り口に昼夜問わずに警備員を配置します。選手やファンの方々の安全を最優先に考えています」と語る。通常のキャンプ期間の警備員は総勢4人だが、11年2月に清宮と同じ早実出身で早大から入団して「佑ちゃんフィーバー」を巻き起こした斎藤の際は10人に増員。同関係者は「場合によってはそれ以上になるかも」と語った。

 今年も1軍は1次キャンプをアリゾナで行い、2月中旬から名護で2次キャンプをスタートさせる。18、19年は名護市営球場が改修工事のため、2年間は他球場での実戦や、2軍キャンプ地である国頭村で紅白戦などを行う予定。清宮が1軍であれば、チームが宿舎を出発する際にバスに乗り込む姿を見ようとファンが殺到することが予想される。安全を最優先に、人目に付かない「清宮ルート」設置の可能性もある。

 「ファンサービスファースト」を掲げる球団は過去にも中田、斎藤らスター選手の「フィーバー」を経験している。清宮とファンが触れ合う場の提供も検討しながら、同ホテルと最善の形を探る。

 ▽斎藤の1年目春季キャンプ フィーバー対策として、老朽化した名護市営球場の外野フェンスの金網部分は全て新調。初日には安全対策のため、午前8時から選手宿舎前の駐車場に名護警察署のパトカー2台が出動。2月6日には斎藤がサブグラウンドから本球場へ戻る際、歩道からロープ越しにファンが押し寄せて1人が転倒したため、後日に簡易フェンスが設置された。同13日に球団史上最多となる5200人の観衆を記録するなど、20日間で前年の1万2950人を大きく上回る計2万7650人のファンが訪れた。

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2017年11月7日のニュース