【熊本】八代・正成 打で魅せた3打点 5月に清宮から2K

[ 2017年7月13日 05:30 ]

第99回全国高校野球選手権熊本大会1回戦   八代10―3宇土 ( 2017年7月12日    藤崎台県営 )

<宇土・八代>2安打3打点の八代・正成
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 八代(熊本)の二刀流、正成(まさなり)が、宇土戦で本職の捕手として投手陣をリードし、打撃でも2安打3打点と活躍した。1番打者として、2点を追う3回に先頭で四球を選ぶと、打線は打者一巡の猛攻。5―3と逆転し、2死満塁で迎えた、この回2打席目で中堅へ2点適時二塁打を放ち、「チャンスで一本打てて良かった」と胸を張った。

 地肩の強さを買われ、昨年12月から投手兼任。5月の招待試合では、早実の清宮から2三振を奪い注目を集めた。「抑えて責任感も出てきた。投手を経験して、リードもしやすくなった」と「清宮封じ」の効果を語る。

 組み合わせの同じブロックには秀岳館、熊本工と強豪がひしめく。チームは今春の県大会で準優勝するなど力をつけており「一つになれば、私学が相手でもやっていける」と力強かった。

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2017年7月13日のニュース