マエケン、ロスで日本食爆買い 米や薄切り肉も「車にぎっしり」

[ 2017年2月18日 05:30 ]

キャンプ初日にカートで移動するドジャース・前田(右から2人目)
Photo By 共同

 ドジャースの前田が万全の環境でキャンプをスタートさせた。ブルペン入りし31球。バットの芯を外してゴロを打たせる球として習得した新球カットボールも投じ「ブルペンでは誰でもいい球を投げられるが、試合になってどうか。その中で調整していく」と話した。

 生活環境も1年目とは雲泥の差だ。ロサンゼルスからは日本の米や肉を大量に持ち込んだ。「大事なのは食事。買い直しの必要がないくらい、車にぎっしり。薄切り肉も。こっちはブロックステーキなので」。日本の調味料も購入し、早穂夫人のサポート態勢も万全。さらに約1カ月半の拠点となるコンドミニアムには米国では珍しく温水洗浄便座が完備されており「感動した。家のトイレを外して持ってこようと思ったくらいなのに」と満面の笑みだ。

 昨年は入団会見などでバタバタだったが、今年は環境面での不安は一切ない。「ロッカールームでもストレスなくやれるのは大きい」。体重も過去最高の86キロに増量成功。充実のアリゾナ生活で目標の200イニング達成への土台をつくる。(グレンデール・奥田 秀樹通信員)

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2017年2月18日のニュース