今大会は「エリート侍」ドラ1選手が16人 平均年齢下がり、経験者も減る

[ 2017年2月18日 10:41 ]

会見で意気込みを語る小久保裕紀監督
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 第4回WBCを控えた侍ジャパンの合宿が23日に始まる。各球団のキャンプで調整し、集まってくる28選手。そのメンバー構成を、いろんな角度から06年第1回、09年第2回、13年第3回の過去3大会と比較した。(代表は06年は30選手、以降は28選手。比較対象は開幕時。文中の所属球団は当時のもの)

◎経験者

 過去のWBCに出場経験があるのは牧田、松田、坂本、中田、内川、青木の6人。前回13年は9人で、連覇を飾った09年のチームには06年出場者が11人いたから、今回は少ない。半数の14人が出場した15年のプレミア12の経験を生かす必要があると同時に、国際舞台の「語り部」として3大会連続出場の内川、2大会ぶり3度目出場の青木が持つ役割は大きい。

◎平均年齢

 今回は27.71歳(20代19人、30代9人)。06年は28.57歳(20代19人、30代11人)で09年は27.86歳(20代21人、30代7人)、13年は29歳ちょうど(20代16人、30代11人、40代1人)だった。今回が最も「若い」が、大きな差はないといえる。

◎最年少と最年長

 今回は21歳の松井裕が最も若く、35歳の青木が最も上だ。歴代最年少の出場者は09年の田中(楽天)で20歳で、同最年長は13年の稲葉(日本ハム)の40歳。抑え候補の松井裕は、09年にチーム最年少の22歳で胴上げ投手になったダルビッシュ(日本ハム)の再現なるか。

◎ドラフト1位

 今回は16人を占めた。松井裕、菅野、藤浪、石川、武田、岡田、平野(希望入団枠)、小林、大野、松田(希望入団枠)、坂本、中田、山田、内川、平田、筒香の顔ぶれ。06年は7人(ほかにドラフト2位逆指名が6人)で09年は11人、13年は17人だった。今回は人数では13年より少ないが、4位以下の入団も増井(5位)、青木(4位)、千賀(育成4位)の3人だけ。13年は7位入団の角中(ロッテ)をはじめ4位以下が8人を数えた。今回メンバーで千賀を除く27人の指名順位を平均すると1.78位。かつてない「エリート侍」といえる。

◎高校、大学、社会人

 今回28人を出身別で分けると「高12 大10 社6」の内訳になった。過去は06年「高12 大6 社12」、09年「高13 大8 社7」、13年「高12 大8 社」。初代王者になった06年は4番の松中(ソフトバンク)、先発・渡辺俊(ロッテ)や守護神・大塚(レンジャーズ)といった社会人出身者がひときわ存在感を発揮した。社会人チームが減り、出身プロも減り、今回代表で社会人出は秋吉、増井、石川、牧田、小林、田中の6人。うち4人は全体ではマイノリティーの「非ドラ1」でもあり、不足しがちな泥くささを補ってほしいところだ。

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