巨人 菅野「誰かがアクション起こさないと」今季9勝目 バットでも貢献

[ 2016年9月6日 22:40 ]

<神・巨>先発の菅野

セ・リーグ 巨人4―2阪神

(9月6日 甲子園)
 巨人の菅野智之投手(27)が攻守にわたる活躍を見せ、チームの阪神戦5年連続勝ち越しに貢献した。

 チームが4連敗する中、「誰かがアクション起こさないと」と強い気持ちで挑んだ。毎回、走者を背負いながらも要所を締めた投球で、6回9安打2失点。4回には自ら適時二塁打を放ち、バットでも魅せた。

 試合後はお立ち台で「いい形で勝ててよかった」とほっとした表情。この日の投球を「テンポよく投げようと意識していた。走者が出てもあんまり考え過ぎず、打たれてから考えようと(捕手の)小林と話した」と振り返った。

 肩の力を抜いてピンチを切り抜け、5回の失点は「同点までいかれなかったことは今日の収穫」と前向きに。4回に自ら放った適時打には「ああいう場面で打てれば自分も楽になるし、チームの勝利に貢献できる。9人目の打者としてしっかり攻撃に加わりたいという意識でやってきた」。

 チームの連敗を止め、自身は今季9勝目を挙げた。「ここからスタートと思って頑張っていきたい」と次戦を見据えた。

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