元巨人の笠原被告に懲役1年2月求刑 野球賭博事件

[ 2016年9月6日 05:30 ]

笠原将生被告

 プロ野球巨人の野球賭博事件で、賭博開帳図利ほう助と常習賭博の罪に問われた元選手笠原将生被告(25)ら2人の公判が5日、東京地裁であり、笠原被告は被告人質問で「球場のロッカーや寮で毎日のようにギャンブルをしており、感覚がまひしていた」と述べた。

 検察側は笠原被告に懲役1年2月を求刑。胴元役として賭博開帳図利罪に問われた元飲食店経営者斉藤聡被告(38)には懲役1年6月を求刑した。弁護側は事実関係を認めた上で、法の適用に誤りがあると主張し結審した。判決は10月5日。

 スーツ姿の笠原被告は「興味本位で野球賭博を始めた。単にギャンブルがしたかった」と説明。今後については「反省し、真面目に生きていきたい」と声を振り絞った。

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2016年9月6日のニュース