阿部 CSへ捕手「封印」!「4番・一塁」で打撃に専念

[ 2016年9月6日 06:45 ]

今季は捕手を封印し打撃でチームに貢献する阿部

 巨人・阿部が今季は捕手を「封印」する。ポストシーズンも含め捕手としての先発出場について「やらないと思います」と見送る意向を固めた。

 高橋巨人の目玉として年明けから捕手復帰を目指したが、春季キャンプで右肩を痛めて開幕2軍スタート。交流戦初戦の5月31日オリックス戦(京セラドーム)で復帰し、7月24日DeNA戦(横浜)からは4番を務め、チームは15試合で13勝2敗と存在の大きさを見せつけた。一方で、阿部は一塁での出場と並行して捕手復帰を視野にスローイング練習、肩の強化などに取り組んできた。ただ、今季は捕手での出場が一度もなく、首脳陣の一人は「基本的には(阿部の捕手での)先発はない。捕手2人制なので、緊急事態以外は考えていない」と説明した。

 「キャッチャーをやりたいと思うけど、そうでないなら打ってチームに貢献するしかない」と繰り返してきた阿部。チームは4連敗中でここ10試合では1勝9敗と低迷している。連敗脱出、そしてCSに向け、「4番・一塁」で打撃に専念し、チームに貢献する。

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2016年9月6日のニュース