打球直撃のシューメーカー 頭部内止血の緊急手術も経過良好

[ 2016年9月6日 09:13 ]

<マリナーズ・エンゼルス>打球を頭部に受けたエンゼルスのシューメーカー (AP)

 4日のマリナーズ戦で頭部に打球が直撃したエンゼルスのマット・シューメーカー投手(29)がシアトル市内の病院で頭蓋内の出血を止める手術を受けた。

 シューメーカーは168キロものスピードで飛んできた打球を右側頭部に受け、その後の検査で頭蓋骨の骨折と外傷による血腫が確認された。エプラーGMによると、CTによる再検査で出血が止まっていないことが分かり、緊急の手術が必要になったとのこと。術後の経過は良好で会話もできるという。

 先発右腕のシューメーカーはメジャー4年目の今季、ここまで27試合に登板して9勝13敗、防御率3・88。エンゼルスは5日に同投手を15日間の故障者リストに入れ、このままシーズン終了となることが濃厚。しかし、今週末には退院できる見込みで、来季には再びマウンドに上がる姿が見られそうだ。

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2016年9月6日のニュース