メジャー2度目快挙なるか 今季は本塁打量産 1試合平均が急上昇

[ 2016年9月6日 16:03 ]

バットに滑り止めを塗りつける打者 (AP)

 米国のNBCスポーツは5日、今季のメジャーリーグは本塁打がよく出るシーズンで、昨季に比べると1試合の平均本塁打数が急上昇していると報じた。

 各球団が136試合程度を消化した5日現在、30本以上の本塁打を記録した選手は16名。1シーズンで40本以上の本塁打を記録した選手が10名以上となるのは、2006年の11名が史上初めてだったそうだが、今季は2度目の快挙となるかもしれない。

 1試合の平均本塁打数は1・16本でこれは現時点で史上2番目の高さ。史上最高だった1・17本の2000年にわずかしか変わらない。さらに、昨季の1・01本から今季は急上昇していることも目を引く。

 1試合の平均得点はどうだろう。やはりこちらも投手にとっては目を背けたくなる数字が並ぶ。2014年は4・07点だったが、昨季は4・25点、今季はここまで4・50点と増加傾向。しかし、1試合の平均奪三振数を見ると、昨季の7・71に比べて今季はここまで8・00とマウンド上の選手も頑張っている。

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