則本 2年連続奪三振王へ、大谷に10差「必死こいて投げ抜きたい」

[ 2015年9月14日 21:42 ]

<楽・西>7回2死二塁、栗山を三振に打ち取りガッツポーズの則本

パ・リーグ 楽天3―0西武

(9月14日 コボスタ宮城)
 楽天の則本が7回、135球を投げ3安打無失点、毎回の11奪三振の力投を見せ8勝目(11敗)をマーク。今季の三振数も183に伸ばして、日本ハム・大谷に10差をつけ、2年連続の奪三振王に1歩リードした。

 「初回から飛ばした」という通り、初回先頭打者から4連続三振。8月18日の西武戦では、同じく岸と投げ合って6回6安打1失点ながら負け投手になった。それだけに「何とか借り返したい。その思いが三振につながったと思います」と語った。

 大谷との奪三振王争いの行方は最後までもつれそうだが「また、頑張ります」とキッパリ。「自分にできることを一生懸命やって、チームが勝てるように、全力で、必死こいて投げ抜きたい」と誓った。

 大久保監督も「やっと則本らしいピッチングが見られた。力みがなかった」とほめ「1つでもタイトルを取るのがプロとしての仕事。最後まで投げ切ってタイトルを取ってほしい」と語っていた。

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