巨人首位返り咲き！マイコラス６連勝　館山は初黒星

＜ヤ・巨＞先発し力投する巨人・マイコラス

セ・リーグ 巨人５―３ヤクルト

（8月4日 福島）
　巨人がヤクルトとゲーム差なしの２位で迎えた首位攻防戦第１ラウンドを制し首位に返り咲いた。

　巨人は３回、先頭の吉川が中前打で出塁。小林投ゴロで１死二塁とし、立岡が左中間に適時二塁打を放って１点を先取。立岡は５回の次打席で死球。第１打席と合わせてこの日２度目の死球で交代を余儀なくされたが、１番打者の役割をきっちり果たした。

　４回には１死一、二塁から村田の中前打で１点を追加し、先発マイコラスを援護。

　１点差に迫られた７回には先頭打者阿部の四球を足掛かりに吉川の左前打と片岡の２点適時二塁打で３点を加えて勝負を決めた。

　マイコラスは危なげない投球で６回４安打１失点で６連勝、今季８勝目をマークした。

　ヤクルト先発の館山は今季初黒星。６月２８日巨人戦（神宮）で復帰登板し２連勝し、前回中日戦登板から中１０日のマウンドだったが、７回途中５失点で降板。打線もマイコラスを攻略し切れず、６回、８回、９回に１点ずつ返したがあと一歩及ばなかった。