畠山 にぎやかになった「何とか取り返そうと戦っている」

[ 2015年5月22日 07:19 ]

<ヤ・D>延長全勝ヤ!延長11回、サヨナラ打の畠山(左から2人目)はナインから手荒い祝福を受ける

セ・リーグ ヤクルト4-3DeNA

(5月21日 神宮)
 ヤクルトは畠山のサヨナラ打で今季の延長戦は6連勝となった。

 主砲バレンティンの長期離脱。そして山田、雄平といった主力も本調子ではない中、精神的支柱となっている。3連敗を喫した4月末の甲子園。畠山は宿舎で選手を集めて「みんなで一体となって戦っていこう」と声を掛けた。

 しかし、5月4日から9連敗。「投手と野手がかみ合わず、援護してあげられなかった」。そんな責任感は、初回の先制右前適時打、2点を追う6回に同点の呼び水となる左翼線二塁打と、3安打が得点につながった。

 4月6日に美里夫人が第2子となる次男を出産した。ゴールデンウイーク明けに自宅に戻り、にぎやかになった。「9連敗もあったけど何とか取り返そうと戦っている」。公私に充実の15年目。チーム浮上に畠山の存在は欠かせない。

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