代打の代打高橋由 52日ぶり適時打がV打「どんな形でも還したかった」

[ 2015年5月22日 21:23 ]

<中・巨>9回1死二、三塁、右前適時打を放つ巨人・高橋由

セ・リーグ 巨人4―2中日

(5月22日 ナゴヤD)
 巨人に敵地ナゴヤドームでの今季初勝利を呼び込んだのは、代打の代打で登場した高橋由だった。

 9回1死二、三塁の好機、中日の左腕高橋聡に対する代打は矢野だったが、投手交代で右腕の田島が出てきたことで高橋由の出番となった。4月10日以降はもっぱら代打で、前日21日の阪神戦で9回に登場して安打を放っていた。「どんな形でもとにかく(走者を)還して勝ち越したい」その思いが詰まった打球は右前に転がり決勝点をもぎ取った。

 高橋由の適時打は3月31日の中日戦以来52日ぶり。「簡単に打てるとは思っていない。当たりは良くなかったけどいい場面で打ててよかった」と笑みをもらした。

 チームはここで敗れていれば中日に2位に並ばれるところだったが、息詰まる接戦を制して首位DeNA追撃のムードが高まってきた。

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