虎ドラ2・石崎 連投任せろ!背番30“先輩”久保田氏ばり

[ 2015年1月21日 05:30 ]

大声を張り上げる石崎(右)と守屋

 阪神の鳴尾浜球場での新人合同自主トレは第3クール最終日の20日、ドラフト2位・石崎(新日鉄住金鹿島)が3日連続のブルペン入りで約30球を投げた。

 初ブルペンからの3連投は新人では異例の調整ながら疲労の色を見せることなく手応えを強調。シーズン90試合登板のプロ野球記録保持者、久保田智之氏(33=現打撃投手)から背番号30を受け継いだ男が早くも鉄腕の片りんを見せつけた。

 「連投で肩が張った状態でどれくらい動くのか。チェックしておきたかった。1日目よりも2日目、2日目よりも3日目の方が肩の調子や“張り感”がよくなって投げやすい形になってきた」

 社会人時代に複数イニングを含む3連投も体験済みだという。プロは143試合という長期戦の中での戦い。「試合数は倍以上になる。肩と下半身のスタミナをしっかり鍛えてシーズンに臨みたい」。キャンプを前に既に鉄腕の心意気は十分だ。

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