松坂護衛シフト!キャンプでフィーバー必至…球団対策立てる

[ 2015年1月21日 05:30 ]

ソフトバンクの春季キャンプは、松坂見たさにファンが殺到することが予想される

 松坂を守れ――。ソフトバンクが2月1日から始まる宮崎キャンプに備えて、宮崎・生目の杜運動公園の警備強化を含めた対策を立てていることが分かった。工藤公康新監督(51)や松坂大輔投手(34)を見たさに多くのファンが殺到することが必至。混乱を未然に防ぎ、練習に集中できるようバックアップする。

 工藤新監督を迎えて日本一連覇を目指すソフトバンク。9年ぶりの日本球界復帰となる松坂(前メッツ)の加入など、春季キャンプの注目度は高い。「継続的に取材に来ていないメディアからの取材要請もきています。取材者数は例年の2倍近くになるのではないかと見ています」とチーム関係者。報道関係者だけでなく、これまでにないファンが押し寄せることも予想されるだけに球団として十分な対策を立てる必要に迫られた。

 いかに練習へ集中できる環境をつくるか。「広報体制は現状でやりますが、(松坂に取材依頼が殺到した場合は)取材を絞るつもりです」とチーム関係者は話す。松坂に専属の広報をつけることは決まっていないが、当分の間は実質的に広報1人がかかりきりになりそうだ。

 また球団は例年2、3万人のファンがキャンプ見学に訪れる日曜日などの休日はさらに増えることも想定。「警備員をいつでも増員できるようにお願いしています」と対策に抜かりはない。さらにメーン球場からブルペンやサブグラウンドへの移動などで、サインを求めるファンが松坂に殺到するケースも念頭に置いて、ファンサービスの方法を23日の監督・コーチ会議で話し合う。松坂の投球練習時にはブルペンにファンが集結することも予想されるため、観覧席の客の入れ替えなども検討されている。

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2015年1月21日のニュース